2017年1月28日土曜日

FREED+ 契約しました

フリードプラス ガソリン車 FFを契約しました。

G Honda-Sensing 車。色は、コバルトブルーです。
Sパッケージ(LEDライト、アルミホイール、本革巻ステアリング、皮シート)、オートリトラミラー、黄色のフォグランプ付きです。そのほかに前後のセンサーと、前後のカメラを付けることにしました。バックカメラはナビ装着パッケージで、標準装備です。フロントカメラはナビのオプション品。

車体の値引きが163,123円。オプションの値引きで42,624円。合計で約20万5千円の値引きです。新車発売後4か月の1月でこれは、まぁまぁでしょう。本当は、他の販売店と競合させるなどすればもっと行けたのかもしれませんが、このディーラーさんには本当にお世話になっているし、これからもお世話になるので、あまりきつい値引き交渉をするのはやめました。

これからも長いお付き合いになるでしょうから、お互い気持ちの良いところで取引がしたかったのです。

ディーラーに来るのが3月初旬。私への納車は3月中旬になりそうです。

2017年1月27日金曜日

2016年型FREED ガソリン VS ハイブリッド 乗り比べ

今回、フリードプラスを買うにあたって、ほぼガソリン車にすることで気持ちは決まっていたのですが、最終的にもう一度乗り比べをさせてもらいました。

まずHVに乗りました。

相変わらずの力強さがあります。音も静かです。何の問題もありません。
ただ、私はHVの電池について、実はあまり信頼をしていません。4~5年程度乗って手放すのであれば下取り価格も高いしHVは良い投資だと思います。しかし、現在乗っているステップワゴンも15年もので、19万キロまで乗っています。私は、友人が古いプリウスで蓄電能力が下がってしまい、ほとんど「ただの重い電池を積んだ車」になってしまったのを見たことがあります。今時のHVはそんなことはないでしょうけれど、10年たって電池がもつのか、また、交換にコストがかかるのではないかと心配なのです。


次にガソリン車に乗りました。

そうすると、ガソリン車の方がアクセルに対するレスポンスが良いことがわかります。HVは、ちょっと後からグググっと加速する感じなのです。単体で乗っているとわかりませんが、乗り比べると良くわかります。

ついでにガソリン車で高速道路も走らせてもらいました。80km/hくらいからの加速もスムーズです。加速の瞬間、エンジンはかなり回りますが、特にべた踏みでひーひーという感じではありません。また、クルーズに移ると、回転数も低くロードノイズも小さくて、非常に快適です。ここまでスムーズなことを確認して、今回買う車はガソリン車に決定しました。

ついでにアダプティブ・クルーズ・コントロールも試してみます。クルーズコントロールをセットして、足をアクセルから離しても、車がすーっと走っていく感じは、慣れないと一瞬戸惑います。エンブレが効かないのかと、ブレーキを踏みそうになります。しかし、ここまでは、以前のクルーズコントロールの車と同じです。

さて、わざとブレーキを踏まないままで、インターチェンジの出口に向かいます。前の車が減速して、自分もブレーキを踏みたくなるのをちょっと我慢すると、すぐに自動で車速が落ちるのがわかります。それも、かなり上手な人が踏んだブレーキのようになめらかに速度が落ちます。このブレーキをどのくらいの車間で効き始めさせるかは、設定で変えられます。デフォルト設定のままだと、私の感覚ではちょっとブレーキが遅い(つまり車間が短い)感じでしたが、あまり長い設定にしておくと割り込みを誘いそうで却って危険でしょう。その意味では、首都圏に住むにはちょうどいいのかもしれません。

以前のクルーズコントロールは、全体が100kmくらいで流れているようなところでないと使えなかったのですが、これなら、多少混みあって速度が若干落ちていても使えそうです。これと、車線維持補助機能があるおかげで、かなり長距離運転が楽になりそうです。納車されたら、高速道路試してみたいです。


さて、そんなわけで結局、HVとガソリン車では、総合的に見て確かにHV車の方がいいのですけれど、「価格差程の魅力を感じない」ということで、ガソリン車を買う事に決定しました。


2017年1月25日水曜日

FREED+ ガソリン VS ハイブリッド

フリードを買うにあたって、新型のプラスにするか、旧型のスパイクにするかに関しては、若干の車中泊上の工夫をすることにして、新型のプラスで決まりました。

もう一つの問題として、ガソリンにするかハイブリッド(HV)にするかという問題があります。同グレードの車を比較すると28万円くらい違いがあります。しかし、現実には、私はLEDのライトは付けたかったのっで、それが7万くらいしますから、その価格差は20万くらいまで縮んでしまいます。さらに、HVの方が税金が安いので、現行税制のままだと5年くらいで10万円くらいさらにHVの方が得なようです。そうすると、価格差10万円。それを燃費で取り返せるか・・・というところなのですが・・・

HVの方がガソリンより優れているところはたくさんあります。しかし、今回私はガソリン車を選択しました。理由は3つです。

1.HV車は2列目シートが狭いこと。HV車は1列目シートの下にユニットがあるので、運転席と助手席の後ろの床が3cm程度盛り上がっています。2列目に座ってみて分かったのですが、特に脚が長いわけでもない、標準的な私(身長175cm)で、膝裏(腿裏)がシートから浮くのです。これでは、普通に男性が座ったら、長距離には耐えられません。

2.HVとしての電装系に特化した機能が少ないこと。せっかく大容量のバッテリーを積んでいるのですから、100V電源を増やすといったような工夫が欲しいと思うのですが、それがありません。

3.走りの反応がガソリン車の方がクイックなこと。アクセルに対する反応が、ガソリン車の方がいい感じなのです。もしかすると5人満載にして山道を登るといったような時は、HVの方が有利なのかもしれませんが、そうでもなければ、ガソリン車の方が車重も軽いためにレスポンスが良いのです。

つまり、実質たった10万円であるにしても、わざわざ高いHV車を買うメリットがあまり感じられ無いといった感じなのです。

ただ、未確認情報ですが、車中泊がらみでのHVの優れた点として、HV車はイグニッションがONの状態でもエンジンが基本的には止まっているので、車中泊でONにしておいても大丈夫(時々発電の為に回るだけ)なので、車内電装品がある程度使えると聞きました。まぁ、それに関しては、ポータブル電源を買うことで対応しましょう。その方が汎用性高そうだし。

2017年1月10日火曜日

2016年型 NEW FREED+ VS 旧FREED Spike (車中泊以外の比較)

前の記事 で、今回の新型フリードプラスと旧フリード スパイクの荷室サイズから、車中泊性能について比較しました。車中泊性能については、正直旧型の方が圧倒的に上で、新型フリードプラスは、いくつかの工夫次第では、まぁまぁ快適という感じ(実際に寝てないからわかりませんけどね)ということがわかりました。それでも他の車種よりはかなり良いのではありますが・・・

今回の記事では、それ以外の比較をしたいと思います。

1.走りについて。
スペック的には・・・
エンジン: 
 プラス 131PS(15.8kgf.m)、スパイク 118PS(14.7kgf.m)
パワーウェイトレシオ:
 プラス(G)10.84kg/ps、スパイク 10.76kg/ps
 今乗っているステップワゴン スパーダ24Tは10.00kg/ps
燃費:
 プラス 19.0 km/L、スパイク 13.2 km/L

・・・走りは、正直、あまり変わりません。まぁ、人が多く乗った時は、出力の大きい現行モデルの方が有利でしょう。燃費はカタログ上は1.5倍くらい良くなっていますが、実質どのくらい差があるのかはわかりません。まぁ、改善されていることは確かでしょう。

 実際に乗ってみると、ガソリン車もHVも、良く走る感じで全く問題ありません。前のFREEDは乗っていないので、差はわかりませんが、あちこちのレポートを見る限り、発進加速や、コーナリングは、よりスムーズで大変良くなったという記述が目立ちます。

2.内装について
 新型は、もはや、別のグレードの車と言ってよいほど、現行モデルが良くなっています。ドアを閉めた時の音も、重々しく、どっしりした感じです。

3.静粛性について
 静粛性も上がったという話しです。これに関しては、今乗っている2代目ステップワゴンが、本当に箱鳴りのようにロードノイズがうるさくて、そのためだけにREGNOを買わざるを得なかったことを考えると、私は確実に満足いくと思います。実際試乗したら、本当に静かでした。HV車はもちろん、ガソリン車でもエンジン音が気にならないくらいです。
 これに関して、あるユーザーレビューに、「私は、S600からホンダを乗り継いで来た。新型フリードは、音が静かすぎて不満だ。」といったようなものがあり、ちょっと吹きだしてしまいました。ま、そのくらい静かだってことですね。

4.インパネについて
 新型は、メーター類が、ダッシュボードの奥に移動したため、視線移動が少なく、大変に見やすくなっています。HUDが不要な感じです。しかも、全グレードでデジタル化したことで、メーターの高さを低く押さえることができていて、ダッシュボード上でも視界を妨げません。さらに、Gグレード以上に付いているマルチインフォメーションディスプレイは、必要な情報を必要な時に教えてくれるので、ありがたいです。まるで、新しい旅客機のアビエーションメーターのように、グラスコクピット化しているというわけです。
 また、ナビの位置も、少し奥にずれて、視線移動が少なくなり、見やすくなりました。

5.安全機能について
 新型は、Honda Sensingを搭載しています。これは、単眼カメラとレーダーによる前方のセンサーで、衝突軽減自動ブレーキや、回避補助、車線キープ補助、前車との車間を保つ自動速度調整機能のついたクルーズコントロールなどの機能があります。これは、これから歳をとっていく私にとって、重要になってくる機能でしょう。この機能には副産物的に、先行車発進お知らせの機能(デフォルトで前の車が発進した3秒後。発進直後に設定することも可能)や、主要交通標識読み取り機能(制限速度、進入禁止、一時停止などを、マルチインフォメーションディスプレイに表示してくれる)もついてきます。笑えたのは、幅の広い中央分離帯がある道路で、対向車線側にあった進入禁止標識を読み取ってしまい、その警告が出て来たことです。まだ、完全な自動運転実現にはちょっと時間がかかりそうですね。(車線キープ補助などは、ワイパーが動いていると作動しないといった制限もあります)。

6.ライト等
 新型は、あるグレード以上だと、ライト等の殆どがLEDを選べます(あるいは標準装備)。また、ウインカーはドアミラーについています。このあたりは、確実に進歩しましたね。

7.外見
 フロントグリルは「大人しくなった」という評判です。まぁ、確かに、エアロバンパーに変えないと、かなりおとなしい印象です。メーカーWebやカタログの真正面の写真の多くが、エアロバンパーというのが、それを表しているようです。
 あと、ホイールカバーは形は工夫してあるのですが、やはりアルミじゃないと、ちょっといい感じではありません。これもWebやカタログ写真の多くがアルミ装着車というのがそれを表しています。
 
===
以上から、フリードプラスは、車中泊においてスパイクから少し劣ってしまった(天井高以外は工夫次第である程度カバーできます)ものの、それ以外の部分では、もろもろ改善されてきています。特に、Honda-Sensingの搭載は、完全にプラスに軍配が上がります。

逆を言うなら、Honda-Sensingなど要らない。燃費も多少悪くてもいいから、車中泊を完璧にしたい(あるいは、身長180cm以上である)場合には、中古のスパイクを買うという手もあるかと思います。

2016年型 NEW FREED+ VS 旧FREED Spike (車中泊・荷室 寸法詳細など)

さて、私は、今までの記事に書きましたように、車中泊旅行をしたくて、2代目ステップワゴンのフルフラットになるモデルを買い、それが18万キロを超えて来たので、そろそろ買い替えになったわけです。で、ステップワゴンは好きなのですが、現行のステップワゴンにフルフラットの機能が無いので、FREED Spikeを買おうかと思っていました。

そして、買おうと思った2年前、「新型フリードが出る」という話がでて、以来待ち続けたわけです。その間に、リコール問題や、ダウンサイジングターボが売れないなどいろいろあって遅れに遅れ、新型フリードは2016年9月にやっとお目見えしました。

しかし、車中泊機能は、Spikeに比べると、その平面性や荷室長、天井高において、かなり劣るモデルになってしまっていました。

なので、そのあたりを中心に、新型フリードプラスと、旧フリードスパイクの比較をしていきたいと思います。(その他の評価は次の纏めで)。


まず、私(身長175cm)が寝ると、運転席を運転できるような状態に残しておいては、頭が当たってしまいます。足先に余裕があるようですが、脚をまっすぐに伸ばして、かかとも90度まげては寝ないですから、これでぎりぎりです。

こちらの写真で、頭が当たっているのがよくわかります。

助手席を前にずらして、背もたれを倒して、ぎりぎり190cmが確保できます。(メジャーの先端は、ぎりぎり後部ハッチの内側に置いています。私の肩で170cm、耳のあたりで180cmです)。
写真の右側に見えているのが運転席の背もたれの後ろにある2列目シートの折り畳み位置です。運転席はぎりぎり(お腹がつかえるけど)なんとか運転ができるだけの幅を残した状態です。180cmも確保できていないのがわかると思います。

車中泊の場合、咄嗟に車を運転できるようにしておくのは、セキュリティの考え方から必要なことだと思います。そうだとするならば、このように運転席だけぎりぎり残してずらし、背の低い家内を運転席の後ろに寝かせるというのは一つの手でしょうね。(一人で寝るなら、助手席後ろに寝れば、充分な場所は確保できますが)。これに関する解決策は、アイデアはある(後述)のですが、できるかどうかは納車されてみないとわかりません。




さらに、もう一つの問題が、この3cm弱の段差です。最初と2枚目の写真でわかるように、かなり背が反ってしまい、安眠できません。
そして、これは、おそらく5cm程度の厚みのマットでは吸収できない段差です。

ここに関しては、こんなお風呂マット を、半分に切ればちょうどぴったり合いそうです。(低い部分の横幅が120cm、立幅が44cmくらいなので)。

そのほか、フリードプラスの荷室のあちこちサイズを測っておいたので、ご参考まで。

低い部分の縦幅は約44cm。

荷室の構造の全景。 横の扉から。

助手席を前に倒した時のぎりぎりのサイズ190cmちょっと。

 運転席をぎりぎり運転できる幅にしておくと、確保できる荷室長は180cm程度。

荷室の下側(俗に言う地下一階、B1)の横幅。手前で70cm強、奥側で65cmくらい。
そうそう。このB1の左側のタイヤハウス付近にはジャッキが。右側にはパンク修理剤と、ドライバー等のセットがあり、ドライバーの入っているところには、三角停止表示板が納まります。ただ、これはフリードプラスの仕様で、なんと、新型フリードには停止表示板を納める場所はなく、タイヤハウスにベルトで止めるだけです。新型フリードを買おうとしている方は、ご注意ください。

参考までに、以下は、旧フリード Spikeの荷室写真。(ホンダ Webから)
荷室床は真っ平。

(旧フリード Spike)天井高も高い。ランプやら棚が、車中泊仕様車っぽい遊び後頃。

つまり纏めるとこんな感じです。

旧FREED Spike
長所:
・ 床がほぼ真っ平。
・ 長さ2m程度確保できている。
・ 荷室の天井高が高い。
・ ランプや棚の作りが、遊び心があって良い。
短所:
・ 床下の収納が薄い。
・ 一旦布団やマットを敷くと、ほとんど床下からものが取り出せない。
・ 1列目シートの後ろに数十センチの隙間ができる。

新型FREED+
長所:
・ 床下に物が大きく収納できる。
・ 上にマットや布団を敷いても、床下の物が取り出せる。
・ 1列目シートと2列目との間に隙間があまり空かない。
・ 2列目シートのヘッドレスト逆刺しで、簡易枕にできる。
短所:・・・と解決策
・ 約3cmの段差がある。
 →お風呂マットを敷く。
・ 運転席を潰さないと、長さ190㎝以上が確保できない。
 →運転席側に家内を寝かせるか、あるいは、2列目シートに工夫?(※1)
・ 棚やランプの工夫が無い。
 →棚は、ルーフラックを付けることで解決これはこれで楽しそう。
 →ランプは、よくあるLEDのクリップライトをラックに付ければいいでしょう。
・ 荷室天井が低い。まぁ、普通のミニバンの後部座席を倒したくらいの高さはあるので不満ではないのですが、旧Spikeほどの高さはありません。

ここまでの比較で車中泊関連だと、明らかに旧 FREED Spikeの方に分があります。次の記事では、それ以外の部分を比較していきます。

※1 運転席を運転できる状態で確保しておきたい理由は、前述のように車中泊時のセキュリティ上の理由からです。なので、車外に出ずにさっと運転席に乗り込めれば、それでもいいという考え方もあります。もしかしたら、2列目シートを後ろに素早くずらすことができれば、それも可能かもしれません。実際にやってみると、手がうまくシートの下の前後調整バーに届かないのでそれができないのですが、紐かなにかをバーに結んでおけば、椅子の上にいる状態でバーが引き上げられるように工夫できるかもしれません。納車になったら試してみようと思います。